拙いブログに訪れていただきありがとうございます。
今日24から 明日に掛け 出雲も大寒波が来るそうです。
午後4時ごろから 気温が下がり路面が凍り出しました。
久々の寒波、スノータイヤでも滑りますね。
明朝に、被害が出ません様に。
装丁 (恥ずかしながら ていの一方の文字が出てきません)
多田和博 装画 田中海帆
この装画で買ったようなものです。
寄った小さな街の書店 次に本を選びに。
いつも通りの サスペンスも有りましたが、
本屋大賞 第2位 が目に留まりました。
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珠には変わった物も読んで見よう。
帰宅して見たら、2019年度でした。
小さい街 売れ残ったのか返品が出来ない本だったのか。
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内容は読まれた方が多いでしょうが
13歳で火事で両親を亡くした 江藤瞬一 。
おじいさんに育てられ、高卒後上京。
バイとの引っ越し屋で4年勤めている。
2DKの古いアパートの二階で暮らす。
暮らしは質素 つましい暮らし。
一人の自炊は無駄が多いので弁当ばかり。
一日食費などは千円そこそこ。
実際に、こんな暮らしをしている人はいっぱい居ると、
思いました。日頃 思いもしませんでした。
若い人の様子がわかって良かった。
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ほっこりする 小説。ですね。
隣人や階下の老人、大屋さん。
皆 良い人を書いている。
散歩と、ランニングに街の描写が細かい。
あ、タイトルは まち だった。
人のつながりの小説ですが、
まち を敢えて詳細にかいている。
でも、読みながら絵が浮かび退屈しなかった。
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何ページ読み進むと、悪人、犯人が次にページに出るぞー。
まったく出ません。 いつもサスペンスばかり読んでいるからだ、
自分で笑いました。
読んだ後 いつまでも瞬一は 汚れず暮らして
欲しいと思います。
一度上京し 2泊したおじいさんが言った。
瞬一は頼る側でなく、頼助ける人間側でいろ。
お前を頼った人は、お前を助けてくれるから。
助けなくてくれなくても、お前を貶めはしないから。